女心の変化は見えないけれど、細胞の変化は見逃しません。

NICO-1.infoへようこそ

新しい共培養容器である「接続式細胞共培養容器NICO-1」・「水平型共培養容器 UniWells」に関するホームページへようこそ。

弊社製品は、細胞を培養する容器で、中でも共培養という手法で用いられる容器で、2つ以上の種類の細胞や組織、細菌などを培養することができます。これまでは2種だけでしたが、連結するパーツも発売予定で、3連結以上が可能になるさらに世界唯一の製品となります。

細胞間相互作用研究や非接触型の共培養研究では、上下で培養液を共有する細胞培養容器が用いられていました。商品名由来のトランスウエルタイプ、セルカルチャーインサートタイプ、共培養ディッシュあるいは共培養プレートという言い方をされている製品もあります。50年以上前に発明され、各社により製造販売されてきた製品で、多少の形態は異なってもいずれの製品も上下(縦型)で培養液を共有する製品です。このタイプでは、両者(上下)の細胞を同時に観察できないというデメリットがありました。縦から横方向に変えるだけで、同時観察ができて、間に市販のフィルターを自由に選んで入れることができるようになったのです。そのため、横型の細胞共培養容器として、各種バイオ・医学・理化学研究にNICO-1は最適です。NICO-1を含めた共培養容器に関する総説論文もご参考にしていただければと思います。Biol. Pharm. Bull. 41, 1311–1321 (2018))。日本、米国、中国、台湾、シンガポール等では特許取得済みで、他は審査中です。

  • 細胞間相互作用研究に!(エクソソーム研究や免疫研究、細菌の共培養研究に)
  • いろいろな研究の共培養部分で活躍! 両方の細胞を同時に観察可能!
  • アイディア次第で、いろいろな活用方法があります。
  • 既にいろいろな大学の研究室・研究所・製薬企業様で使用されています。
  • 非接触型共培養研究で、両者を同時に観察した研究が少ないため、先駆者に!
  • フィルターは、弊社製や市販のものなど、自由に選択できるので、フィルターの研究にも使えます。(サイズが異なっても13mm径のポンチで切り抜いて使用可能です)。
  • 共培養で両方の細胞の免疫染色が簡単にできます(免疫染色用にカバーグラスも発売しています)。
  • 横型の共培養容器の方が、効率は縦型と比較して2倍です!(詳細は、後述)。

 

NICO-1インフォウエブ最初のページ2

これまでの培養容器と比較して、より簡単に別々の条件や別の細胞を用いて培養が可能です.それぞれ共培養する前に、単体で培養ができます。そのため、共培養するのに適した状態にしてから、細胞を剥がしたりすることなく共培養を開始することができます。これらにより、癌細胞と正常細胞,癌細胞と間質細胞との相互作用などが観察できます.

市販のフィルターを使用することができるため、フィルターの持つ機能を利用することも可能です.弊社より、細胞が通り抜けないサイズの孔径0.6μmフィルターとエクソソームなどが通り抜けないサイズとして孔径0.03μmフィルターも販売しています。製品1セットには、2個のウエルが共有できるようになったNICO-1(ニコイチ)が二つ入っています。そのため、二つの条件について同時観察可能です.底板は透明なので、顕微鏡観察が可能です.標準で対物20倍で観察可能で、長焦点レンズでは40倍も可能です。NICO-1本体は、標準価格で10セット入で58000円です。時期によりキャンペーン等も開催されていますので、弊社販売店宛に見積もりを依頼してください。

弊社で御用意したフィルターは、電子線で孔を作成しているため、孔と孔が混じらない正確な孔径を特徴とし、さらには、蛋白質等が比較的低吸着を特徴とする素材で作成している特殊な製法のトラックエッチドメンブレンです。サイズ的に細胞同士が混じらず、蛋白質やエクソソームなどの液性因子は通り抜けるフィルターです。フィルターの蛋白通過に関する情報については、フィルター情報を御参照ください。

NICO-1は、プレパラートサイズのため,既存の観察機器が使用可能です.各種の細胞間相互作用に関する実験研究 (例:アストロサイト、マクロファージ、血管内皮細胞や,iPS細胞の共培養,エクソソーム研究など)に最適です。また、NICO-1ホルダー96 (ICCP 96Well Size Adapter 型番2596-01)という名称の96Wellプレートサイズへのアダプタを用いれば、4セット・8条件を同時に観察することができます。そのため、プレート専用顕微鏡でも解析が可能です。

 

 

発売元のギンレイラボは、研究開発型の大学発ベンチャーで製品に関する情報やサポートなどを担当し、直販していません。そのため、販売は販売代理店にすべてお願いしています。製品名「NICO-1」及び「UniWells」は、それぞれ同一製品です。弊社特定販売店及びその関係理化学機器販売店から購入が可能です(日本全国ほとんどの理化学研究機器お取り扱いの販売店様から購入が可能です。) 購入ルートがご不明の場合などは、弊社問い合わせフォームからお問い合わせください。ご案内させていただきます。

 

細胞同士のコミュニケーション研究・共培養はいかがですか?

最近の情報 (令和元年8月19日

お盆もあけて、皆様も研究再開でしょうか? 私達の研究室でも細胞を起こしなおして、実験再開です。最近は海外からの問い合わせが急増しており、海外の皆様にもご興味を持っていただいています。弊社宛の代理店様からのご注文のペースが早くなっており、一部製品の在庫僅少状態となりました。海外から輸入しているフィルターについては、製造元に早めの出荷をお願いしています。例年9月にはご注文が増える時期で、弊社在庫数もそれ程多くないことから、納期に時間がかかる可能性があります。製品の使用をご検討いただいている研究者の方々には、少し御予定より早めのご注文をお願いします。また、在庫切れだった免疫染色用の丸カバーグラス入荷しています。弊社の共培養容器で免疫染色も可能です。共培養して両方の細胞を免疫染色できるのは、NICO-1,UniWellsだけです! と宣伝中です。

・弊社NICO-1は、海外ではICCP(Interactive Co-Culture Plate)として発売しています。Advantigenbioscience社(USA)BulldogBio社(USA),Xceltis社(ドイツ)Philekorea(韓国)等から発売されています。

富士フイルム和光純薬株式会社様からは、「Uniwells」の名称で販売されています(同一製品です)

フィルターの前処理について、新たに検討した結果 お買い上げのユーザー様へ Ver2.1を公表しました。フィルターの前処理の有無で大きな違いはないのですが、エタノール100%に1分浸して、それをPBSで洗ってから使用するのが良さそうです。超音波処理も有効でしたが、孔への影響について電子顕微鏡で検討していないので現時点では非推奨とさせていただくことにしました。

共培養容器から、「共培養システムへ進化」します。来年度は、連結型とスクリーニング用96Wellサイズの2種類の共培養プレートを発売予定です(写真公開しました)

実際の写真等製品情報は、こちらで公開しています(2019年新製品情報

・「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット2019」に採択されました。会期:令和元年10月9日(水)~11日(金) 会場:パシフィコ横浜(「BioJapan2019」、「再生医療JAPAN 2019」との同時開催) 本サミットにて新製品及び開発中製品についても展示します。現在、スケジュール的に厳しい状況ですが連結用パーツNICO-Cの発売のご案内ができるように準備中です。3連結での共培養研究をスタートするのはいかがでしょうか? どんな研究でも世界初研究!?

NICO-1の性能について

発売前には、製品の基礎的なデータを取得しましたが、最近あらためて他社製品と比較した基礎的なデータもとりました。上下タイプの共培養プレートとの比較も行っていますが、NICO-1の方が共培養に向いているデータが出てきたので、なかなか満足しているところです。結論から先に言うと、2つの容器の溶液量が同じである方が共培養には向いています

上下タイプだと、その構造上の特性のために溶液量が大きく異なります。例えば、実際NICO-1とほぼ同量の培養ができる上下タイプのある製品は、インサートが0.5ml、下の容器が1.5mlが推奨です。NICO-1は、1.5-2.0ml程度で左右を同じ容量にできます。NICO-1だと、それぞれの細胞が分泌する蛋白やエクソソームの濃度が時間とともに両方のウエルで同じになろうとします。しかし、上下タイプのものは、濃度が同じになるように物質が移動しようとしますが、溶液量の違いの方が大きく影響して、48時間-72時間程度では結果的にそれぞれのウエルでの濃度が大きく異なるのです。48時間において、NICO-1の方が、トランスウエルタイプの培養容器より,移行したエクソソーム密度が2倍濃い結果でした。共培養の効果をみるために培養していますので、できるだけ共培養の効果が高い方が望まれます。実際に確認してみないと気が付かない点でした。

意外なポイントをもう一つ。実験してみて判明したことですが、上下タイプの場合、上側(セルカルチャーインサート側)に撒いた細胞がコンフルエントになった場合は、上下での培養液の共有割合(物質の交換)は低下します。考えれば当たり前なのですが、孔の空いているフィルターに細胞様が鎮座ましています。当然孔を塞ぐように、、、、。つまり、時間が経って細胞数が増えると、今度はその細胞がフィルターを塞ぐようになってきます。当然フィルターを介した液性因子の移動が減少すると考えられます。これらのことが、今回の結果につながったと考えています。

つまり、上下タイプのものは、底面の素材が異なる、同時に見られない、液性因子の移行量が横型に比べて少ないという3つの大きなデメリットがあることがわかりました。反対に、NICO-1は、共培養への移行を簡単に調節できることもメリットです。結合した状態でも、400μlの培養液量では、単体培養状態です。それより培養液を増やせば、簡単に共培養状態に移行できるため、細胞のコンディションを見ながら調整が可能です。

エクソソーム通過に関して、NICO-1がフィルターの性能を発揮できるという実験結果も得られました。エクソソームが通るサイズのフィルターは、エクソソームを十分通過させ、エクソソームが通らないサイズのフィルターでは、エクソソームが通過しないという結果でした。NICO-1一つで、エクソソームの影響の有無を確認できます。

お買い上げいただいたユーザー様へ

実験の際に、メディウムの容量、フィルターの処理等、特に注意していただきたい点をPDFにしてあります。下記PDFをご参照の上、ご利用ください。

お買い上げのユーザー様へ Ver2.1 (2019年4月15日アップデート)

 

株式会社ギンレイラボ

 

お知らせ

免疫染色用カバーグラスを製品ラインアップに加えました。

NICO-1を使って、免疫染色を通常と同じようにすることができます。 共培養で免疫染色が簡単なんです。(免疫染色の具体的な方法については、他のウエブページや書物を御参照ください。) 方法は、通常の免疫染色と同じです。プレ …

ポンチサービスキャンペーン延長します→終了しました。

5月末までのキャンペーンとして、NICO-1あるいはUniWellsをご購入の方にご希望にてポンチを無料サービスするキャンペーンですが、ご存じない方が多く、7月末まで延長することにしました。 (キャンペーン自体は、7月3 …

フィルターの前処理の違いによる蛋白通過性の検討結果について

お客様からお問い合わせがありましたので、フィルターの前処理の違いによる蛋白通過性について検討してみました。 検討の結果、100%エタノール1分前処理を現時点では推奨させていただきます。何もしないより、エタノールに浸した方 …

培地の移動について

お客様からお問い合わせがありましたので、フィルター処理の違いによる物質交換性について検討しました。 まずは、フェノールレッドでの移動度を検討しました。今後、タンパク質やエクソソームについて、フィルター前処理の違いによる移 …

トラブルシューティング フィルターを使用してのエクソソーム通過量が少ないのですが?

ユーザー様から、0.6μm孔径のフィルターを使用して、エクソソームの通過がほとんどなかったとの問い合わせがありました。実験条件を伺ったところ、メディウムの量が1mlと少なく、フィルター全面がメディウムで覆われていない条件 …

NICO-1日誌

「君はひとりじゃないよ編」に変更しました

ニコイチドットインフォのトップページスライドショーの部分、「先輩よく見えません編」から、「君はひとりじゃないよ編」に変更しました。 下記は「先輩よく見えません編」です↓      

令和元年 良い年になりますように

平成から令和に変わりましたね。今年も皆様にとっても良い年になりますように願って。 株式会社ギンレイラボ

ISEV2019で発表しました。

NICO-1を使った解析データについて、ISEV2019(京都)で2019で発表しました。エクソソームの表面マーカーが、エクソソーム産生量との関係で変動するというデータです。NICO-1自体は、発表の中でエクソソームの位 …

ロボット with NICO-1

あるrobot with NICO-1がBioJapan2018にて展示されました。多くの中年男性からの引き合いをいただいたそうです。これを受けて、新製品発表の際には、連結ロボットwith NICO-Cを発表できればと思 …

論文公開後、most viewed articles 第3位に

9月1日にNICO-1を含んだ共培養容器の総説がPublishされましたが、9月の1ヶ月間で、学術誌(Biological and Pharmaceutical Bulletin)の中で読まれた論文として3位になりました …

Translation

年別アーカイブ

PAGETOP
Copyright © Ginreilab Inc. All Rights Reserved.
Powered by Ginreilab, Inc.