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研究手法の違いについて

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縦から横への進化!

 

NICO-1は、細胞間相互作用を観察する新しいタイプの共培養容器です。表にあるように、これまで細胞間相互作用観察には、培養上清を添加する方法や、細胞を混ぜるなどの方法、あるいは、上下で培養上清を共有するトランスウエルタイプの共培養容器を使った研究が行われていました。それぞれ特徴がありますが、一般的にトランスウエルタイプの培養容器あるいは、インサートを用いて研究が行われていました。しかし、トランスウエルタイプの最大のデメリットは、両者を同時に観察できないことです。これらを解決するために、横方向に連結するタイプ実験方法の比較表の培養プレートがNICO-1です。観察だけではなく、間に任意のフィルターを入れられることや、底面の素材が同じであるために、細胞の挙動に違いを与えないこともメリットです。これまでトランスウエルを用いていた研究のすべてがNICO-1に置き換えることが可能です。癌細胞と正常細胞などの相互作用などの研究や、iPS細胞を用いての共培養研究に役立ちます。実際、NICO-1を用いて、エクソソーム研究や、iPS細胞関係の研究が行われています。

NICO-1は、連結式の共培養プレートですが、機能的に培養上清を介して細胞同士が影響を及ぼしあうことから、機能的な意味合いも含めて接続式細胞共培養プレートと呼んでいます。

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