底面は、円形であり、直径約11㎜です。
面積は、計算上 5.5×5.5×3.14=94.98㎜²=0.9498㎝²となります。
私たちのラボでは、培地や細胞数の計算の際には、底面積として、1ウエルあたり、0.95㎝²として計算しています。
正確には、製造上の理由により下に行くほど形状を絞っていますので、底部においては、11㎜よりわずかに短くなります。
そのため、免疫染色を目的として使用する場合の直径11mmのカバーグラスは、上からは入るのですが、途中からつかえて入りません。特にカバーグラスは製造上の誤差が大きい製品ですので、カバーグラスは、直径10㎜のものをご使用ください。弊社でも10㎜直径のカバーグラスを販売しています。